36歳フェデラーが「バスケの神様」からインスパイア “AIR FEDERER”が米で話題
男子テニスのグランドスラム今季最終戦、全米オープンが28日(日本時間29日)に開幕した。世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)が全豪オープン、ウィンブルドンに続く3冠目の四大大会タイトルを狙うなか、スキル以外の部分にもスポットライトが当たっている。
全米オープン開幕前のキッズイベントで敬愛するジョーダンのシューズを着用
男子テニスのグランドスラム今季最終戦、全米オープンが28日(日本時間29日)に開幕した。世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)が全豪オープン、ウィンブルドンに続く3冠目の四大大会タイトルを狙うなか、スキル以外の部分にもスポットライトが当たっている。
注目が集まっているのはフェデラーの足もとだ。シューズなどのニュースを扱う米サイト「フットウェアニュース」は、26日に全米オープンの舞台となるニューヨーク市内で行われたキッズイベントに登場したフェデラーの様子を特集。大舞台を前にしながらも笑顔でテニス普及に務めた36歳は、契約しているスポンサーの“レジェンド”が愛したシューズを着用していた。
そのシューズとは、「エア・ジョーダン1」の最新シリーズだ。「エア・ジョーダン」と言えば、1980年代から90年代にかけてNBAでスーパースターの地位を築き、“バスケットボールの神様”と呼ばれたマイケル・ジョーダンが愛用していたシューズ。まるで空を飛ぶように宙を舞うことに由来する同シューズだが、かねてよりフェデラーはジョーダンに憧れている旨の発言をしており、今回もそのリスペクトする姿勢が感じられた。
シューズのサイドには“AIR”と刻まれているが、同サイトはフェデラーがそこにマジックで「FEDERER」と書き足していたことも伝えている。フェデラーは1回戦で世界ランク70位のフランシス・ティアフォー(米国)と対戦。「エア・フェデラー」として軽やかな動きを見せ、全米オープンで前人未到となる通算20度目のグランドスラム制覇を成し遂げられるだろうか。