日本、英紙の格付けで8強中5番手 「素早い統制」「稲妻のようなWTB」と賛辞連発
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はベスト8が出そろった。世界ランクの上位8チームが顔をそろえ、頂上決戦に相応しい決勝トーナメントとなった。英紙では8強のパワーランキングを発表。日本を5番手に評価しているが、個々の選手には高い評価を下している。
英紙が上位8チームの「パワーランキング」発表、日本は5番手評価
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はベスト8が出そろった。世界ランクの上位8チームが顔をそろえ、頂上決戦に相応しい決勝トーナメントとなった。英紙では8強のパワーランキングを発表。日本を5番手に評価しているが、個々の選手には高い評価を下している。
決勝トーナメントに顔をそろえた8チームを個別に分析しているのは英紙「テレグラフ」だった。日本は8チーム中5番目の戦力と評価している。
まず評価されるべき点として挙げているのは「素早く統制がとれたフェーズプレー」だ。「さらに速く、確実になっている。優れたナガレが展開を指揮し、ブレイブ・ブロッサムズには至る所にプレーメーカーがいる」とまずSH流の名前を挙げて、日本の多彩な攻撃をストロングポイントだと紹介している。
さらには「フッカーのホリエからセンターのラファエレ・ティモシーまで、彼らには多くの、勝敗を決するパスを出せる選手がいる。スコットランド戦でのイナガキへと繋がった一連のオフロードは見事だった。マツシマやフクオカなど、日本にはフィールド全体でタッチをとる、稲妻のようなウィングがいる」と連携面と、強烈なトライゲッターの存在にも言及している。
称賛は続く。「このチームの一体感は確固たるディフェンスを表している。その点においては、バックローのマイケル・リーチとヒメノが率いている。セットピースの性能や、テクニックが重量の不足を補っている」と評し、FLリーチやNO8に入る姫野にも高い評価は及んでいる。