南アメディアがベスト15選出 日本からは6人、全試合途中出場のPR中島に絶賛の声
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はベスト8が出そろった。世界ランクの上位8チームが顔をそろえ、頂上決戦に相応しい決勝トーナメントとなった。次戦の対戦相手、南アフリカメディアはプール戦でのベストフィフティーンを選出。日本代表からは6選手を選んでいるが、注目は4試合すべて途中出場だったPR中島イシレリだ。PRに転向して間がないが、今や日本が世界の誇る強力FW陣の一角として存在感を発揮。短い金髪も目立つ30歳は「彼のインパクトは常に感じることができる」と絶賛されている。
プール戦のベスト15、全4試合途中出場の中島イシレリも選出
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はベスト8が出そろった。世界ランクの上位8チームが顔をそろえ、頂上決戦に相応しい決勝トーナメントとなった。次戦の対戦相手、南アフリカメディアはプール戦でのベストフィフティーンを選出。日本代表からは6選手を選んでいるが、注目は4試合すべて途中出場だったPR中島イシレリだ。PRに転向して間がないが、今や日本が世界の誇る強力FW陣の一角として存在感を発揮。短い金髪も目立つ30歳は「彼のインパクトは常に感じることができる」と絶賛されている。
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次戦で日本と激突する南アメディアも日本の選手たちに最大級の評価を下している。「SAラグビーマガジン」電子版ではプール戦のベスト15を選出しているが、うち6人が桜の戦士たちだった。
松島幸太朗、ティモシー・ラファエレ、福岡堅樹、姫野和樹、堀江翔太と並び、ひと際異質の存在感を放つのはPR中島だ。4試合すべて稲垣啓太に変わっての後半からの途中出場。アイルランド戦では後半13分のラインアウトからのモールで一気に押し込み、NO8姫野和樹のトライに貢献するなど、フロントローの一角として120キロの巨体を存分に生かしている。
同メディアは中島について、こう寸評をつけている。
「アイルランドスクラムを打ち砕く4か月前、イシレリ・ナカジマはフロントローでプレー経験がなかったことを考えると、すごいことだ。トンガ出身の30歳は日本のトップリーグにある神戸製鋼のスクラム後方として始めた。手短に言えば、成功だった。転向にも関わらず、ナカジマは日本で素晴らしい働きを見せている。彼のインパクトは常に感じることができる」