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「今回の失敗がなければ並外れた1年に…」 松山、プレーオフ第2戦はV予想13番手

予選落ちに終わった第1戦が評価に影響、「やすらぎを見出すことに失敗」

 ポイントランク上位100人で争われるプレーオフ第2戦のデルテクノロジーズ・チャンピオンシップは、9月1日にスタートする。大会に先駆け、PGAはパワーランキングを発表。V本命には第1戦優勝のジョンソン、2位には世界ランク10位のリッキー・ファウラー(米国)が名を連ね、スピースは6位、松山は13位に格付けされている。

 PGAは世界ランク、獲得ポイント、賞金ランクで1位に立つジョンソンを「ウイニングウェイに舞い戻り、堂々と(優勝を)勝ち取った」とノーザントラスト優勝を高く評価。2位のファウラーに関しては、昨年のプレーオフ第2戦は46位タイに終わったことを紹介しつつも、今シーズンは安定して上位に入っていることを理由に次点とした説明がなされている。

 松山に添えられたコメントでは、「グレンオークスのグリーンでやすらぎを見出すことに失敗。カットにもミスが出た」とプレーオフ第1戦の不調ぶりに言及。「もし今回の失敗がなければ、並外れた1年となるはずだった」とし、有力と見られた年間王者の称号獲得も行方が混沌としてきたことを匂わせている。

 松山は予選ラウンドでファウラー、世界ランク5位のジョン・ラーム(スペイン)と同組。果たして、“下馬評”を覆し、勢いを取り戻すことができるか。すべては、デルテクノロジーズ・チャンピオンシップでの出来に懸かっていると言っても過言ではない。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


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