【W杯名珍場面】「日本人のことが大好き」 サモア国歌熱唱する姿がネット話題、相手ファン大感激
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1次リーグが終了した。日本が初の8強入りを決め、国民的盛り上がりを見せる今大会。世界の一流選手のプレーのほか、ホスト国・日本のおもてなしも話題に。19日に始まる準々決勝を前に前半戦で起きた名珍場面を回顧。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は5日の日本―サモア戦を観戦した日本人ファンだ。1人の男性がサモアジャージを着て、歌詞カードを見ながらサモア国歌を熱唱。サモアファンがツイッターに投稿した動画が大きな話題となった。
1次リーグ終了、前半戦の名珍場面をプレーバック
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1次リーグが終了した。日本が初の8強入りを決め、国民的盛り上がりを見せる今大会。世界の一流選手のプレーのほか、ホスト国・日本のおもてなしも話題に。19日に始まる準々決勝を前に前半戦で起きた名珍場面を回顧。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は5日の日本―サモア戦を観戦した日本人ファンだ。1人の男性がサモアジャージを着て、歌詞カードを見ながらサモア国歌を熱唱。サモアファンがツイッターに投稿した動画が大きな話題となった。
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日本と対戦するライバルを思う。そんな姿勢が相手国のファンの胸を打った。話題となったのは、5日に行われた1次リーグA組の日本―サモア戦、試合前の国歌斉唱中の一幕だった。サモアのジャージをまとった一団で1人の日本人の男性ファンが、サモア国歌の歌詞が書かれた紙を手に、声を張り上げて国歌を懸命に歌っているのだ。
目の当たりにしたサモアファンも感動したのだろう。ツイッター上で「昨夜でお気に入りの場面。日本人のことが大好き」と記し、動画を投稿すると、SNS上でバズ状態に。元日本代表主将の廣瀬俊朗氏も投稿をリツイートし、「これがおもてなしやね」とコメント。さらに大会公式インスタグラムも反応した。
「日本のラグビーファンが2019年ラグビーワールドカップで、各国を歓迎されている気持ちにさせる」。こうつづり、日本人のおもてなしを体現したか姿に注目を寄せると、海外ファンの間でも反響。「これは最高だ!」「日本は最もアメージングなホスト!!」「なんてキュートなの」「世界で最高のファン」などとコメントが相次いだ。
今大会は日本人のおもてなしの精神がクローズアップされ、事前キャンプ地の歓迎はもちろん、海外チームの国歌を覚えて歌うシーンがあらゆる会場で見られた。国歌斉唱をする競技の中でも日本のラグビーファン特有の光景といっていいだろう。準々決勝も日本以外に7か国が勝ち上がっているが、これまで以上の温かい心でピッチ上で戦う選手を後押ししたい。
(THE ANSWER編集部)