日本と次戦激突 南アフリカメディアがもう警戒「日本が勝っても4年前ほどの驚きない」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。20日の準々決勝では南アフリカと東京スタジアムで激突。15年大会で大金星を献上した母国メディアは「日本が勝利しても4年前ほどの驚きはないだろう」と早くも警戒を強めている。
15年大会で大金星献上の母国メディア「勝ちたい気持ちを遂行できるチーム」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。20日の準々決勝では南アフリカと東京スタジアムで激突。15年大会で大金星を献上した母国メディアは「日本が勝利しても4年前ほどの驚きはないだろう」と早くも警戒を強めている。
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日本の歴史的8強をライバル国メディアも熱視線を注いでいた。準々決勝で激突する南アフリカメディア「Sowetan live」は「開催国日本が準々決勝でスプリングボクスと対戦」と見出しを打って特集。「日本は、勝ちたい気持ちを持っているだけでなく、実際にそれを遂行できるチームであることを再び示した」と称賛した。
大会前の強化試合では41-7で南アフリカが勝利している。しかし、記事では「2週間前に勝利を収めているが、南アフリカが日本の首都で挑む“怪物”はかなり異なるものだ」と指摘。地元の大声援を背に受け、大会に入って見違えるような活躍を演じているホスト国に警戒を強めた。
また、南アフリカ放送局「スーパースポーツ」も「日本がスコットランドを下し、ボクスとの準々決勝へ進出」と見出しを打って特集。「日本は衝撃的な前半のパフォーマンスで、スコットランド相手に28-21の素晴らしい勝利を飾った」と序盤の戦いぶりを中心に称賛。「横浜の情熱的なホームファンが日本史上初となる準々決勝進出を後押しした」とも伝えている。
15年大会では1次リーグで日本と戦い、よもやの敗北を喫した。「来週、日本が2015年W杯の再現を果たせば、それは大きなサプライズであることは明記しておきたい」とした一方で「今大会の彼らのパフォーマンス、特に6万7000人の情熱的なファンの前で見せた今夜のプレーを元に考えれば、日本が勝利しても4年前ほどの驚きはないだろう」と当時と比較しながら、強さを認めた。
(THE ANSWER編集部)