レジェンド伊達公子、現役引退に惜別の声続々「夢をありがとう」「背中を押された」
女子テニス選手で元世界ランキング4位の伊達公子(エステティックTBC)が28日、自身の公式ブログで現役引退を表明した。女子テニス界のレジェンドである46歳の決断に、ファンから「夢をありがとう」「チャレンジし続ける姿に背中を押されました」などと反響を呼んでいる。
公式ブログで「再チャレンジにピリオドを打つ決断をいたしました」と報告
女子テニス選手で元世界ランキング4位の伊達公子(エステティックTBC)が28日、自身の公式ブログで現役引退を表明した。女子テニス界のレジェンドである46歳の決断に、ファンから「夢をありがとう」「チャレンジし続ける姿に背中を押されました」などと反響を呼んでいる。
その瞬間は突然やってきた。
伊達は28日15時ちょうどに、「決断」というエントリーで自身のブログを更新。「『そう遠くない日』と言っていた日がとうとう訪れました。伊達公子、再チャレンジにピリオドを打つ決断をいたしました」とつづり、現役引退の決意を固めたことを明かした。
高校卒業と同時にプロに転向した伊達は、1995年に自己最高位となる世界ランク4位まで上り詰め、翌年のウィンブルドンはベスト4に進出。国別対抗戦のフェドカップでは同1位のシュテフィ・グラフ(ドイツ)を撃破するなど数々の快挙を成し遂げた。
96年に26歳の若さで引退後、08年4月に「再チャレンジ」として37歳で現役復帰を決意。年齢を感じさせない活躍ぶりを見せていたが、16年に左膝の手術を受け、長期離脱を余儀なくされた。今年4月に公式戦復帰を果たすも、肩の炎症を理由に全米オープンの予選出場は断念している。