歴史作ったジョセフHC、「応援は雑音」の真意は? 快挙後の記者会見一問一答
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦の日本対スコットランドが行われ、日本が28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。台風19号による甚大な被害を受けた日本に勇気を与える歴史的快挙を成し遂げた。2016年秋からチームを率いるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ。日本の歴史に新たな1ページを書き加えたニュージーランド人指揮官の、試合後の一問一答は以下の通り。
悲願叶えたジョセフHCは試合後、何を語ったのか
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦の日本対スコットランドが行われ、日本が28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。台風19号による甚大な被害を受けた日本に勇気を与える歴史的快挙を成し遂げた。
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2016年秋からチームを率いるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ。日本のラグビー史に新たな1ページを書き加えたニュージーランド人指揮官の試合後の一問一答は以下の通り。
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「試合の事より前に、まずは今回日本が台風で甚大な被害に遭いました。19名が亡くなられ、12名が行方不明だと聞いた。そのことについてチームとして話した。甚大な被害だったと思うが、今日の試合でのタフな時間帯でそのことも考えた。
勝利については喜んだが、多くの方のおかげで今日の試合が開始された。スコットランドは真っ向勝負してきた。最初はフィジカルに向かってきて、拮抗する場面もあった。でも私たちの最後まで諦めない心で、正念場で乗り切ることができた。こういう状態ではありますが、私たちがホームでW杯を戦うことができたこと、それは素晴らしいモチベーションになった」
――試合内容について。
「アタックという言葉はしばしば、ボールを持っている時のことを考える。ディフェンスも攻撃の一つ。トライがどこから生まれたか。DFラインからチャンスが生まれ、そこからトライが生まれた。私たちの戦術はボールをキープし、テリトリーを取っていく。相手の裏をかき、相手にプレッシャー、トラブルを与えていく。スコットランドに先にトライを奪われたが、私たちは諦めず、自分たちの事を信じた。選手がそれを守ることが大事。それを実行できた。選手を本当に褒めるべきです」
――アジア勢として初の決勝トーナメント進出。サンウルブズとしてのスーパーラグビーへの参戦が大きかったのか。
「色々なことがあったが、スーパーラグビーに入って、世界の色々なアスリートと戦うことができた。最初は苦戦を強いられたが、徐々に期待を成し遂げられるようになった。今年はスーパーラグビーを(W杯にとっての)有益な予兆になるように使えた」