松島幸太朗、トライ王を「狙っていきたい」 1差福岡堅樹と日本人2人が白熱の頂上争い
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、横浜国際総合競技場でのA組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の8強入り。4連勝で首位通過を決めた。躍動したのは日本が誇る2人のスピードスターだ。WTB松島幸太朗が前半17分に今大会5トライ目を決めると、初先発のWTB福岡堅樹が前半39分、後半2分と立て続けにトライ。今大会のトライ王を日本人2人が争っている。
松島が5トライでトップ、3戦連続の福岡は4トライで続く
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、横浜国際総合競技場でのA組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の8強入り。4連勝で首位通過を決めた。躍動したのは日本が誇る2人のスピードスターだ。WTB松島幸太朗が前半17分に今大会5トライ目を決めると、初先発のWTB福岡堅樹が前半39分、後半2分と立て続けにトライ。今大会のトライ王を日本人2人が争っている。
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横浜に詰め掛けた6万7666人のファンを酔わせた。まずは松島だ。0-7の前半17分、福岡からのパスを受けると中央にトライ。反撃の狼煙となる一撃は、今大会トップタイの5トライ目。ボールを高く放り投げ、感情を爆発させた。「パフォーマンスです」とにやりと笑った14番。「今週はインサイドサポートが大事で、チャンスがあると。そこを実際に実行できた」。狙い通りのプレーだった。
続いたのは福岡だ。松島のトライもアシストしたが、今度は前半39分。左サイドを駆け上がって3試合連続のトライでリードを広げると、後半2分のプレーが圧巻だった。自陣でターンオーバーし、持ち味のスピードでぐんぐん加速。相手を置き去りにし、中央に飛び込んだ。
「自分自身が今回初スタメンとして、本当に勢いを与えるプレーを目標にやってきたので、それができたという意味では本当によかった。本当にたくさんの声援が自分たちの力になった。みんなに感謝の気持ちを伝えたい」
殊勲の2トライでプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された27歳は喜びをかみしめた。これで今大会4トライ。トップの松島とは1差でランキング3位タイの数字だ。