台風一過で熱戦 米国、トンガに前半12―7 試合前には犠牲者に黙祷
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、大阪・東大阪市花園ラグビー場でC組の世界ランク13位・米国が同16位・トンガに12-7で前半を折り返した。台風19号の影響で中止が懸念された一戦だったが、無事に開催。台風一過でラガーマンたちが躍動している。
C組米国―トンガ、ともに敗退決定も白熱
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、大阪・東大阪市花園ラグビー場でC組の世界ランク13位・米国が同16位・トンガに12-7で前半を折り返した。台風19号の影響で中止が懸念された一戦だったが、無事に開催。台風一過でラガーマンたちが躍動している。
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両者とも敗退が決定しているが、今大会最後の試合を思う存分にプレーした。晴れ渡った空の下、先制したのはトンガだった。前半16分、敵陣残り残り5メートルからの攻防で最後はPRシッグフリード・フィシホイが相手ディフェンスを突き破るタックルでトライを奪った。コンバージョンも決めて7-0と主導権を握った。
すぐさま米国が反撃した。前半18分から途中出場したマイク・テオが20分にトライ。25分にも右サイドの大外でパスを受けてインゴールに飛び込んだ。出場7分で2トライ。12-7で逆転した。一進一退の攻防が続くと、トンガは34分にゴールに迫る。しかし、最後は残り数十センチのところでPRシッグフリード・フィシホイがノックオン。得点にはつながらなかった。
12日に日本を襲った台風19号。中止が懸念された一戦だったが、開催にこぎつけた。会場では試合前に犠牲者へ黙祷が捧げられた。肩を組んだ選手たちだけでなく、会場のファンも目をつぶって下を向く。海外から訪れたファンも犠牲者を追悼した。両国とも敗退が決定しているが、今大会最後の試合を前に日本への思いを馳せた。
(THE ANSWER編集部)