世界ランク1位ナダル、全米OP展望で思わず“本心”「フェデラーとの対戦は好まない」
男子テニスのグランドスラム今季最終戦、全米オープンは28日に開幕する。トップランカーに欠場者が続出している今大会の注目はやはり、世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)と同3位のロジャー・フェデラー(スイス)だ。組み合わせのドローが決まり、両者は準決勝で激突する可能性があるが、ナダルは思わず“本心”をこぼしている。米紙「ワシントン・ポスト」が報じた。
トップランカーに欠場者が相次ぐ中、ナダルとフェデラーは準決勝で激突の可能性
男子テニスのグランドスラム今季最終戦、全米オープンは28日に開幕する。トップランカーに欠場者が続出している今大会の注目はやはり、世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)と同3位のロジャー・フェデラー(スイス)だ。組み合わせのドローが決まり、両者は準決勝で激突する可能性があるが、ナダルは思わず“本心”をこぼしている。米紙「ワシントン・ポスト」が報じた。
厳しい日程と蓄積する疲労の影響で、前年王者の世界ランク4位スタン・ワウリンカ(スイス)のほか、右肘負傷の同5位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、右手首負傷の世界ランク10位・錦織圭(日清食品)、左手首負傷の同11位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がすでに欠場を発表。大会直前にはアンディ・マレー(英国)も臀部の故障で棄権の決断を下し、世界ランクのトップ11のうち、5選手が欠場するという異常事態となっている。
2017年の男子テニス界を牽引するナダルとフェデラーは優勝候補として出場するが、興味深いのはその組み合わせだ。同紙によれば、全米オープンで両者の対戦は実現したことはなく、順調に勝ち上がれば夢のマッチアップが実現すると触れている。記事では、ナダルが「取るべきポイントと試合は多くあるので、今はそれ(準決勝)について考える状況ではないよ」と報道陣にくぎを刺しつつも、次のように展望を語っている。