日本戦を予定通り実施、台風から一夜 組織委「会場復旧に携わる関係者の皆様に感謝」
ラグビーワールドカップ(W杯)大会組織委員会は13日、台風19号の接近により、開催の可否が検討されていた同日の日本―スコットランド戦(19時45分・横浜国際総合競技場)を予定通り実施すると発表した。日本は史上初の8強入りを懸け、大一番に臨む。
一部の観客サービスは制限、飲料は持ち込み許可で実施
ラグビーワールドカップ(W杯)大会組織委員会は13日、台風19号の接近により、開催の可否が検討されていた同日の日本―スコットランド戦(19時45分・横浜国際総合競技場)を予定通り実施すると発表した。日本は史上初の8強入りを懸け、大一番に臨む。
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組織委はこの日早朝から会場で台風による影響を検査した結果、一部施設の破損は見られるものの、試合開催が可能であると判断。しかし、公共交通機関の乱れに伴うスタッフ不足、設備の破損等により試合開始時間までに準備が整わない一部の観客サービスについては、観客の最低限の安全な観戦に影響しない範囲で、実施を取りやめ、試合運営を行う。
また、台風の影響によるスタッフ不足やインフラの復旧が間に合わないため、場内の一部の売店を休業。それに伴い、場内の飲料不足が予想されるため、本試合に限り、通常持ち込み禁止対象物である飲料(ソフトドリンクに限る)の持ち込みを許可する(食品は持ち込み禁止物から除外済み)。
缶、瓶、ペットボトルを持っている観客には、セキュリティゲートでカップに移し変えて持ち込み、水筒で持ってくる観客は試飲してもらった上で持ち込める。組織委は「円滑なご入場のために、可能な限り水筒でのお持ち込みにご協力ください」とした。交通機関の乱れも予想されるため、早めの来場を呼び掛けている。
組織委員会・嶋津昭事務総長コメント「台風19号が日本列島を縦断し、各地で甚大な被害がでています。被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。ラグビーワールドカップは9月20日の開幕以来、日本中で大きなご支持をいただき、本試合の開催についても多くの声をお寄せいただきました。大会を応援してくださる皆様からのご期待に応えるべく、実現を目指してご尽力いただいた開催自治体の方々、会場復旧に携わる関係者の皆様にここに改めて感謝を申し上げます」
(THE ANSWER編集部)