釜石中止で最終戦を戦えず カナダ代表が声明「決断を尊重」「住民の安全を願う」
ラグビーワールドカップ(W杯)組織委員会は13日、同日に予定されていたB組最終戦のカナダ―ナミビア(12時15分・釜石)の中止決定を発表した。試合は0-0の引き分け扱いとなり、両国に勝ち点2が与えられた。カナダは0勝3敗1分で5位が確定。同国代表は公式インスタグラムで声明を出した。
B組最下位が確定「安全上への懸念について、理解しています」
ラグビーワールドカップ(W杯)組織委員会は13日、同日に予定されていたB組最終戦のカナダ―ナミビア(12時15分・釜石)の中止決定を発表した。試合は0-0の引き分け扱いとなり、両国に勝ち点2が与えられた。カナダは0勝3敗1分で5位が確定。同国代表は公式インスタグラムで声明を出した。
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今大会初勝利は戦わずして叶わず、グループ最下位でカナダは大会を去ることになった。同国代表は公式インスタグラムで「残念ではありますが、ナミビア戦中止にまつわる安全上への懸念について、理解しています」とのメッセージを発信した。
「ラグビーW杯の決断を尊重します。競技の機会を失うことは残念です。ラグビーW杯でのサポートをありがとうございます。観光客そして住民の方々の安全を願っております」とした上で「世界最高のラグビー国と対戦することができ、嬉しく思います。この貴重な経験を活かし、カナダラグビーのより良い将来を築いていきます」と記した。
カナダは初戦のイタリア戦で7-48で敗戦、以降もニュージーランドに0-63、南アフリカに7-66で敗れ、ナミビア戦で今大会初勝利を目指していた。この結果、0勝3敗1分け、勝ち点2のB組最下位で大会に幕を下ろした。
(THE ANSWER編集部)