各国選手がSNSで実際の様子を動画で公開「ギシギシと音を立てている」

　ラグビーワールドカップ（W杯）日本大会は台風19号の接近により、12日の2試合に加え、13日の1試合の中止がすでに発表。台風は12日夜から13日未明にかけ、各地で猛威を振るった。来日中の海外選手にとっても驚きは大きく、実際に滞在するホテルが風に打ちつけられる様子をSNSに動画付きで公開したスコットランド選手のほか、選手の反応を海外メディアが特集している。

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「強力な台風ハギビスにワールドカップのスター選手はどう反応したのか」と特集したのは、ニュージーランド専門メディア「ラグビーパス」だった。記事では、日本に直撃した台風19号について、各国選手の反応をまとめている。最初に取り上げているのはニュージーランド代表SHブラッド・ウェバーだ。

　記事では「風の強さが分かる映像をホテルで撮影し、ツイッターに投稿。試合が中止になった理由を示した」とし、本人が12日午後9時42分に投稿した動画を紹介。風がホテル全体を激しく叩きつけている影響か、ホテルのフロント上部に吊り下げられている照明がゆっくりと揺られている様子が見て取れる。投稿では「ワオ。風が非常に強く、ホテルを叩きつけている」と記している。

　そして「おそらく、最も驚くべき映像はスコットランドだろう」として紹介したのは、日本と対戦するスコットランド代表HOフレーザー・ブラウンが午後8時59分に投稿した動画。廊下で撮られた映像はよく聞くと「ギシギシ」と、きしむような音が収められている。ブラウンは「SOUND ON（音を出して）」と記した上で「ホテル全体が風でギシギシと音を立てている」と驚いていた。