“小国”ナミビア、釜石中止で歴史的1勝の夢持ち越し 今大会奮闘で日本ファン魅了
ラグビーワールドカップ(W杯)組織委員会は13日、同日に予定されていたB組最終戦のカナダ―ナミビア(12時15分・釜石)の中止決定を発表した。この結果、両国は0-0の引き分け扱いとなり、ともに勝ち点2が与えられた。
過去22戦未勝利、6大会目で初勝利目指すも今大会は叶わず
ラグビーワールドカップ(W杯)組織委員会は13日、同日に予定されていたB組最終戦のカナダ―ナミビア(12時15分・釜石)の中止決定を発表した。この結果、両国は0-0の引き分け扱いとなり、ともに勝ち点2が与えられた。
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過去22戦未勝利。6大会目の出場でナミビアはW杯初勝利を目指していたが、今大会の実現は持ち越しとなった。1次リーグはイタリアに22-47、南アフリカに3-57、ニュージーランドに9-71と3連敗を喫していたが、前戦のニュージーランド戦は3連覇を目指す王者に前半途中1点差と善戦を演じ、観客を大いに沸かせていた。チームはフルタイムの会社員に加え、大学生などチームの6~7割はノンプロ。本業の傍らで競技に打ち込んでいる選手も多い。
そんな環境下でもひたむきにプレーする姿は日本のファンからも注目を浴びていた。ニュージーランド戦後は釜石で行われる最終戦について、主力選手のSHスティーブンスは「日本のラグビー界において伝統の場所と聞いている。楽しみにしている」と語り、歴史的1勝を目指していたが、ピッチで戦うことは叶わなかった。3連敗中だったナミビアとカナダはともに勝ち点2で並んだが、得失点差により、ナミビアの4位、カナダの5位が決まった。
(THE ANSWER編集部)