スコットランド主将、台風被害を懸念「全ての人が無事で」 日本を絶賛「力つけた」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は台風19号の影響で、12日に開催予定だった2試合を大会史上初の中止とした。今年最大級の台風は関東地方を直撃する予定で、13日に開催予定の日本―スコットランド戦への影響も懸念される中で、スコットランドは11日に横浜市内で記者会見。
13日に運命の決戦、スコットランドが記者会見
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は台風19号の影響で、12日に開催予定だった2試合を大会史上初の中止とした。今年最大級の台風は関東地方を直撃する予定で、13日に開催予定の日本―スコットランド戦への影響も懸念される中で、スコットランドは11日に横浜市内で記者会見。ゲームキャプテンを務めるSHグレイグ・レイドローは日本に対して、「この4年間ですごく力をつけた」と警戒を強めている。
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協会と国際統括団体ワールドラグビーとの“場外戦”が注目を集めている中で、スコットランドの選手たちは運命の日本戦へと静かに闘志を燃やしている。前回のロシア戦から先発12人を変更。ゲーム主将を務めることになったレイドローは「自分が恐らく、チームで一番経験豊富だ。大事な試合で、責任を負うのはうれしいこと。ゲームキャプテンでもやることは何も変わらない。勝つことに集中するだけだ」と冷静な意気込みを口にしている。
台風が直撃。開催の可否は当日の朝に決まるが、実際に試合が行われてもピッチ状態や、風など試合に何らかの影響を及ぼすファクターは少なくない。「普段のテストマッチ前とは、もちろん違う。試合が予定通りにあることを望む。とにかく、全ての人が無事でいてほしい」と状況を理解した上で、「しっかり準備して臨むだけ」と続けた。
レイドローは前回大会でも主将を務め、2015年大会で対戦した際には20得点。16年に来日した際にも活躍し、“日本キラー”としても知られる。