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戦えず敗退のイタリア 逆転8強だけじゃない、どうしても戦いたかったもう一つの理由

「彼らのW杯は本来競技場であるべきところ、トレーニング場で終わったのだ」

「彼らを打ち負かすとは言わないが、ピッチ上で終えたいものだ」

「いつ何が起こるかわからない。イタリアのユニフォームを着てプレーする最後の機会を逃したレオナルド・ギラルディーニにとっては特に感情を動かされるものだろう。練習を終えて自分の代表キャリアの終了を告げられるのはタフなことだ」

 パリッセ主将、HOレオナルド・ギラルディーニの両選手は今大会が代表としての最後の舞台だったという。36歳のパリッセはテストマッチで142キャップを重ね、これは国際ラグビー史上2番目の記録というレジェンド。34歳のギラルディーニも今大会で3大会連続でのW杯出場を果たした大ベテラン。ラストマッチの機会が台風によって奪われてしまったのだ。

 オシェイHCは「彼らはイタリアラグビーに人生を捧げ、彼らのワールドカップは本来競技場であるべきところ、トレーニング場で終わったのだ」と無念さをにじませていた。

(THE ANSWER編集部)


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