すでに日本滞在中のファンは警戒「帰国のフライトも危険な状況です」

「ここ2、3日は交通事故をスローモーションで見るような感じで、台風の接近を見ていました。英国―フランス戦には行くつもりでした。スコットランド戦のチケットも確保しました。それが我々の不測の事態に備えた計画でしたが、もし、総崩れとなれば、ホテルのバーで悲しみに浸りながら長い時間を潰すことになるでしょう」

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　すでに来日しているイングランドファンもショックを受けている。オリー・バンティングさんはイングランド対アルゼンチン戦を観戦。フランス戦も見る予定だったという。

「今箱根に滞在しています。横浜での試合当日まで滞在予定でした。天候の問題で、計画は変更せざるを得ない。我々は明日の午後に箱根を離れます。我々のフライトが日曜午前2時なので、それも危険な状況です」

　さらに、バンティングさんは「間違いなく我々はラグビーの試合についてとても動揺しています。ムードは急激に変わりました。我々は土曜に直面するかもしれない気候の問題について理解しようとしています」と語ったという。

　大型で勢力を増す台風19号。史上初の中止の事態に、ラグビーの母国からやってきたファンも悲しみに暮れている様子だ。