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フィジー、終戦ピッチ上に歌った“最後の歌”が超美声 感動の嵐「映画のワンシーン」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、D組でフィジーはウェールズに17-29で敗れ、1勝3敗の勝ち点7で1次リーグ終了。敗退が決まった。試合後、失意に包まれた選手たちだったが、ファンの前で感動を呼ぶシーンがあった。ピッチ上で選手が肩を組んで輪を作り、歌を合唱。ラグビー選手とは思えない美声を轟かせ、中には感極まった選手もいた。なんとも感動的な“最後の歌”を大会が動画付きで公開し、「やば、ハモってる」「映画のワンシーンみたい」と感動を誘っている。

W杯を1勝3敗で終えたフィジー【写真:荒川祐史】
W杯を1勝3敗で終えたフィジー【写真:荒川祐史】

試合後、観衆の前で肩を組み、輪を作り超美声を披露…感極まった表情の選手も

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、D組でフィジーはウェールズに17-29で敗れ、1勝3敗の勝ち点7で1次リーグ終了。敗退が決まった。試合後、失意に包まれた選手たちだったが、ファンの前で感動を呼ぶシーンがあった。ピッチ上で選手が肩を組んで輪を作り、歌を合唱。ラグビー選手とは思えない美声を轟かせ、中には感極まった選手もいた。なんとも感動的な“最後の歌”を大会が動画付きで公開し、「やば、ハモってる」「映画のワンシーンみたい」と感動を誘っている。

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 1勝3敗、勝ち点7。敗退が決まった大分のピッチ上で美しい歌声が響いていた。白のユニホームを着た選手たちが肩を組み、輪を作り、体を横に揺らしながら歌を歌う。天を見上げる者、目をつむる者、じっと前を見つめる者……。表情はそれぞれだが、中には感極まった選手もいるが、ラグビー選手とは思えないほどの美しいハーモニーを奏で、温かいメロディーに包まれた。

 客席に残っていたファンも食い入るように見つめたシーン。大会を去らなければならない郷愁と、戦い抜いた誇りを歌声に込めたのだろう。大会日本語版公式ツイッターでは「もっと見たかったフィジーのラグビー Thank you フィジー」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。目の当たりにしたファンも歌に聞き入り、返信欄で続々と感激のコメントを寄せている。

「すごく良い歌」「戦士達の素敵な歌声に感動!!」「歌詞は全くわからないのに、込み上げるものがありました」「やば、ハモってる」「映画のワンシーンみたい」などと大反響。さらに「去るのが、惜しいです」「もっと見たかった…」と大会を去ることを惜しむ声が上がった。しかし、最後にピッチ上で残してくれた美声は戦う雄姿とともに多くのファンの記憶に刻まれた。

(THE ANSWER編集部)

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