ウェールズ、3連勝で8強決定 アダムズが圧巻ハットで接戦制す フィジーは敗退
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、D組でウェールズがフィジーを29-17で下し、3連勝。4トライでボーナスポイントを含め、勝ち点14に伸ばし、決勝トーナメント進出を決めた。
1位突破をかけて13日のウルグアイ戦へ
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、D組でウェールズがフィジーを29-17で下し、3連勝。4トライでボーナスポイントを含め、勝ち点14に伸ばし、決勝トーナメント進出を決めた。
主導権を握ったのは、崖っぷちのフィジーだった。前半3分にトゥイソバ、8分にムリムリバルが続けてトライ。コンバージョンこそ失敗したが、10-0とリードした。
しかし、地力で上回るウェールズが攻勢に出る。17分にアダムズのトライで反撃開始。30分にもアダムズがトライを決め、14-10と逆転に成功し、前半を折り返した。
後半も立ち上がりはフィジーが攻めた。13分に認定トライで17-14と逆転。しかし、ウェールズは直後の17分にパッチェルがペナルティゴールを決め、同点に追いつくと、20分にアダムズがこの日3つ目となるトライを決め、22-17と逆転した。
終盤にもトライを重ねたウェールズがフィジーを振り切った。
これによりウェールズは決勝トーナメント進出が決定。13日のウルグアイ戦が最終戦となるが、地力で上回っており、1位突破も大きくたぐり寄せた。
敗れたフィジーは1勝3敗の勝ち点7で1次リーグ終了。第2戦でウルグアイに不覚を取ったことも響き、敗退が決まった。
(THE ANSWER編集部)