アルゼンチン、決勝Tの可能性が消えても最高のモチベーションで戦えた理由
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、埼玉・熊谷ラグビー場でプールCではアルゼンチンと米国が激突。世界ランク10位のアルゼンチンが貫録を見せ、47-17で快勝。2勝2敗で2023年W杯の予選が免除されるプール3位が確定した。
すでに予選敗退が決まっていたアルゼンチンが貫録勝ち
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、埼玉・熊谷ラグビー場でプールCではアルゼンチンと米国が激突。世界ランク10位のアルゼンチンが貫録を見せ、47-17で快勝。2勝2敗で2023年W杯の予選が免除されるプール3位が確定した。
前回大会では4位に入った強豪アルゼンチンだが、今大会は“死の組”に入り、イングランド、フランスに敗れ予選敗退が決定。それでも格下の米国を相手に、ティア1の意地を見せた。
アルゼンチン伝統のFW陣の頑張りだけでなく、バックス陣もフィールドを駆け巡り、計7トライで快勝。10-49でイングランドに敗れた、4日前のチームとはまるで違った。マリオ・レデスマ・ヘッドコーチも「これまで練習してきたことをフィールドで出し切りました。最後の試合は非常にいい内容だったと思います」と試合を振り返った。
すでに8強に残れないことは決まっていた南米の雄。それでもFLパブロ・マテラ主将は「今日はイングランド戦よりも、自分たちが全力を尽くしてと戦おうと思っていた」と語った。それはなぜか――。