米ゴルフで悪夢 スイングで右膝負傷&卒倒の異常事態「フットボールで起こる事故」
「不格好に横たわるしかできず」…プレー続行し、最終日出場にも意欲
「私はしばらく不格好に横たわることしかできなかった。私は何をすべきか、私以上に理解している人間を求めた。これが多くの問題を呼び込むとも、注目が寄せられることだとも思っていなかったけどね。僕はそれが大嫌いなんだが、それどころではなかった」
グローバーはまさかの形で注目を集めたことを、このように回想している。
また、記事も「あのようなシーンは、ゴルフの大会よりもフットボールで起こるアクシデントだ。医師やキャディー、パートナーのグレーソン・マレーらが続々と彼の周りに集まり、地元の警察までその場に足を運んだ」と記述し、いかに異常事態だったかを述べている。
しかし、グローバーは勇敢にもそのままプレーした。通算2オーバーの52位で終えたが、最終日もコースに立つ覚悟だという。
「チームドクターは一晩で判断するようだ。しかし、私がプレーをできない理由を探すわけではない。僕は明日もグラウンドに立つだろう。何が起きるか見てみようじゃないか」
このように話したグローバー。PGAのみならず、米専門メディア「ゴルフ・ウィーク」も「スイングの悪夢により、ルーカス・グローバーは決して無傷ではない。しかし、彼は明日もプレーする予定でいる」と報じるなど、反響が広がっている。
「悪夢」とも評されたグローバーのアクシデント。最終日も、そのプレーを続行できるのか。しかし、本人の闘志は消えていない。