8強進出の南アフリカHC、激突可能性の日本を警戒「思ったより大いなる脅威になる」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は8日、神戸・御崎公園球技場でB組の南アフリカが10トライを奪い、カナダに66-7の圧勝。4戦を終えて3勝1敗、勝ち点15として2位以上が確定し、決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝ではA組で現在首位の日本と対戦する可能性がある。
早くも戦闘モード、決勝トーナメントへ「今夜から準備したい」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は8日、神戸・御崎公園球技場でB組の南アフリカが10トライを奪い、カナダに66-7の圧勝。4戦を終えて3勝1敗、勝ち点15として2位以上が確定し、決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝ではA組で現在首位の日本と対戦する可能性がある。
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SHレーナックが前半20分までに3トライを決め、W杯史上最短ハットトリック記録を達成するなど、カナダを圧倒した南アフリカ。8強進出を決め、試合後はラシー・エラスマスヘッドコーチに対し、決勝トーナメントに向けた質問が飛んだ。
「準々決勝はどこと戦いたい?」と問われたエラスマスHCは「その質問はどこと戦いと言っても問題になる」と言葉を選びながら「アイルランドの選手はよく知っている。プロ集団でプレッシャーの下でもいいパフォーマンスをする。シックスネーションでも、いいパフォーマンスをしていた。大きな脅威となるだろう」とまずは欧州の強豪について語った。
その上で「前にも言ったが、日本は思ったより大いなる脅威になる」と言及。「PNCでもフィジーを圧倒した。簡単に負かせた。地元開催で本当に大きな応援もある」と警戒を強めた。「どこが簡単な相手かなんてわからない。スコットランドもいるし、台風の状況もある。週末の試合を楽しんで決勝トーナメントに準備したい」とも付け加えた。
ただ、日本の対策について問われると「ここに来る前から日本と4週間前(9月6日)に対戦したので研究してきた」と明言。「アイランド、日本、スコットランドの研究をしたい。金曜から練習を始める。3チームに対してきちんと準備したい。今夜から準備したい」と早くも決勝トーナメントに向け、戦闘モードに入っていた。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)