「71-9」大差でもNZと“合同お辞儀” ナミビア選手「日本の文化に尊敬を抱いた」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は6日、B組で世界ランク1位ニュージーランドが同23位ナミビアに今大会最多の11トライを奪い、71-9で開幕3連勝。オールブラックスが強さを見せつけたが、試合後に印象的なシーンがあった。
試合後は両軍が一緒にお辞儀、大会SNSでも反響を呼ぶ
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は6日、B組で世界ランク1位ニュージーランドが同23位ナミビアに今大会最多の11トライを奪い、71-9で開幕3連勝。オールブラックスが強さを見せつけたが、試合後に印象的なシーンがあった。
オールブラックスが今大会最多となる11トライを奪い、こちらも今大会最多となる71得点。前半は一時1点差に迫る接戦を演じたナミビアを後半は無慈悲なほどに圧倒し、強さを見せつけた。しかし、試合後に繰り広げられたのは温かい光景だった。互いに笑顔で握手を交わし、健闘を称え合う。そして、両チームの選手がごちゃ混ぜになり、客席に対し、お辞儀を見せたのだ。
ナミビア選手が一歩前に出て音頭を取り、一緒に頭を下げた。四方の客席それぞれに近づき、繰り返す。そんなシーンは大会公式ツイッターでも動画付きで公開され、反響を呼んだ。試合後、ナミビアのNO8フェンターは「大会が進むごとに日本の文化に対しての尊敬を抱いた」とお辞儀の理由を明かし、「互いはもちろん、試合に対するリスペクトを示したかった」と語った。
(THE ANSWER編集部)