ハードコート勝率.920 フェデラー、全米OPでV候補筆頭 数字が語る「優位性」
過去に5連覇達成のフェデラーがV本命…錦織、ジョコら大物欠場で世界の注目大
フェデラーは勝利数こそディミトロフに1つ及ばないが、敗戦数は他選手の6~9敗に比べると圧倒的に少ない。2月のドバイ・フリーのエフゲニー・ドンスコイ(ロシア)戦、8月のロジャーズ・カップのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)戦のわずか2敗だけと抜群の安定感を誇っている。
さらに、勝率ではトップの.920。世界ランキング1位のアンディ・マレーの勝率は.800だが、12勝3敗と試合数は少ない。記事ではフェデラーが2004年から08年まで全米5連覇を達成した偉業にも触れており、今年も優勝候補筆頭だとしている。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、錦織圭(日清食品)、前年王者のスタン・ワウリンカ(スイス)、そしてミロシュ・ラオニッチ(カナダ)も開幕直前のタイミングで欠場を表明する事態となっている。
相次ぐ大物選手離脱者の中にあって、フェデラーは主役候補として世界中からの注目を集めることになりそうだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer