日本への期待が沸騰! サモア戦直前、代表宿舎にファン数千人集結「頼むぞー!」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は5日、1次リーグ3試合が行われる。最大の注目はA組の世界ランク8位・日本と同15位・サモアの一戦(豊田スタジアム)だ。午後7時30分開始の試合に向けて、会場近くの選手宿舎には日本のファン数千人が後押ししようと集まっていた。
会場近くのチーム宿舎に人の群れ、豊田スタジアムは4万5000人収容
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は5日、1次リーグ3試合が行われる。最大の注目はA組の世界ランク8位・日本と同15位・サモアの一戦(豊田スタジアム)だ。午後7時30分開始の試合に向けて、会場近くの選手宿舎には日本のファン数千人が後押ししようと集まっていた。
愛知・豊田スタジアムで行われる大一番。選手が宿泊する会場近くのホテルには、試合3時間前にも関わらず数千人はいるであろう人の群れが出来上がった。ホテルの玄関前には送迎用のチームバスが停まり、規制エリアの周囲には人だらけ。何重にもファンの波が作られ、選手の名前とともに「頼むぞー!」「頑張れー!」と叫び声を上げて後押しする熱狂的なサポーターもいた。
桜のフィフティーンを一目見ようと、スマホ片手に背伸びをする人の姿も大勢いる。近くのビル上階の窓から覗き込む人も現れた。道路では交通規制の警備員が「歩行者の方は立ち止まらないよう、よろしくお願いします!」とスピーカーで呼びかけていた。豊田スタジアムの収容人数は4万5000人。3連勝を期待するファンが後押ししようと思いをぶつけていた。
アイルランド戦で番狂わせを演じ、開幕2連勝を飾った日本。今回は主将のFLリーチ・マイケルが2試合ぶりに復帰し、NO8姫野和樹とともにFW陣を牽引する。HO堀江翔太、SH田中史朗ら経験豊富なメンバーをリザーブに配し、勝負所で投入の見込み。アイルランド戦で故障から復帰し、途中出場でトライを奪ったWTB福岡堅樹も切り札として持ち前のスピードを発揮したいところだ。
日本は勝ち点9。1試合消化数が多いアイルランドが勝ち点11で暫定首位に立っているが、悲願の8強へ向け、最終戦のスコットランド戦が天王山となる可能性が高い。少しでも有利な条件で迎えるためにも、ここは4トライ以上に与えられるボーナスポイントを加算し、勝ち点5獲得を目指す。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)