南アフリカ、イタリアに前半17-3で最強フィジカル全開 決勝T進出なら日本のA組と激突
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は4日、静岡・エコパスタジアムでB組の世界ランク5位・南アフリカと同12位・イタリアが激突し、南アフリカが17-3とリードして前半を折り返した。1次リーグを突破すれば、準々決勝で日本のいるA組と対戦予定。7大会連続7度目の出場で優勝2度を誇る世界屈指のフィジカル軍団が強さを見せている。
B組南アフリカ-イタリア
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は4日、静岡・エコパスタジアムでB組の世界ランク5位・南アフリカと同12位・イタリアが激突し、南アフリカが17-3とリードして前半を折り返した。1次リーグを突破すれば、準々決勝で日本のいるA組と対戦予定。7大会連続7度目の出場で優勝2度を誇る世界屈指のフィジカル軍団が強さを見せている。
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先制したのは、優勝候補の南アフリカだった。前半7分だ。身長170センチの小兵WTBチェスリン・コルビが魅せた。右の大外残り約10メートルでパスを受けると、巧みなステップで1人をかわし、右隅にトライ。幸先よく先制すると、コンバージョンも決めて主導権を握った。
一方、イタリアは8分にペナルティゴールで3点を返す。しかし、南アフリカも12分にペナルティゴールで応戦して10-3とした。26分はフィジカルを生かしたモールで強引に前進し、最後はHOムボンゲニ・ムボナンビがトライを決めた。自陣での防御におわれる場面もあったが、壁となって立ちはだかっている。
南アフリカはV候補対決となった初戦のニュージーランド戦こそ13-23で落としたが、2戦目のナミビアには57-3と圧倒。ニュージーランドとの2強と目されるグループで、9トライした前戦の勢いそのままに確実に勝利を掴みたい。イタリアは初戦でナミビアに7トライ47得点、2戦目のカナダにも7トライで48得点と2戦連続でボーナスポイントを獲得。南アフリカより間隔が2日長い中7日で迎えた。
B組1位が日本のいるA組2位と、B組2位がA組1位と準々決勝で対戦する。イタリアが勝てば、3連勝で決勝トーナメント進出が決定。すでに1敗している南アフリカは、負ければ厳しい状況に立たされる。この試合で南アフリカがボーナスポイント付きで勝利すると、勝ち点10となり、ナミビアの1次ラウンド敗退が決定する。
【B組順位表】
1.イタリア 勝ち点10
2.ニュージーランド 勝ち点9
3.南アフリカ 勝ち点5
4.ナミビア 勝ち点0
5.カナダ 勝ち点0
※全チームが2試合消化
(THE ANSWER編集部)