失意のジョージア、決勝T進出は絶望的 自慢のFW陣が機能せず「がっかりする」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は3日、大阪・東大阪市花園ラグビー場D組の世界ランク11位・ジョージアと同12位・フィジーが激突し、フィジーが45-10で今大会初勝利を飾った。ジョージアにとっては痛恨の敗戦。最終戦は世界ランク6位のオーストラリアだけに、厳しい状況に追い込まれた。
フィジーに7トライを奪われ完敗、ヘイグHCは憮然
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は3日、大阪・東大阪市花園ラグビー場D組の世界ランク11位・ジョージアと同12位・フィジーが激突し、フィジーが45-10で今大会初勝利を飾った。ジョージアにとっては痛恨の敗戦。最終戦は世界ランク6位のオーストラリアだけに、厳しい状況に追い込まれた。
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自慢のFW陣がフィジーの前になすすべなくやられた。前半こそ3-7と僅差だったが、後半は一挙6トライを奪われるなど45失点。フィジーのアタッキングラグビーにいいようにやられた。
世界ランクでは1つ下のフィジーに完敗。ショックは大きい様子で、ミルトン・ヘイグ・ヘッドコーチ(HC)は「前半は僅差まで詰められたが、フィジーが裏をとってパスを回し始めると、それを止めるのは難しい」とがっくりと肩を落とした。
さらに13のファウルを犯してしまい、試合後の会見で記者から「どう修正したのか?」と尋ねられた際には「それがわかっていたらすぐに修正する。細かく分析しないとわかりません」と憮然とした表情だった。
世界最強とも触れ込みもあったスクラムでもフィジーに押し負ける場面も。キャプテンのCTBメラブ・シャリカゼは「がっかりするが、今日のようなパフォーマンスをしてはいけない。明日から頭を上げて修正していかなければならない」と歯を食いしばった。
台風の目と目されていたジョージアだが、3試合を終えて勝ち点は5。自力での決勝トーナメントはなくなり、絶望的な状況に追い込まれた。
【D組順位表】
1.ウェールズ 勝ち点9
2.フィジー 勝ち点7
3.オーストラリア 勝ち点6
4.ジョージア 勝ち点5
5.ウルグアイ 勝ち点4
※フィジーとジョージアは3試合消化
(THE ANSWER編集部)