赤ん坊がつないだ“ノーサイドの絆” 米仏選手の心温まる交流に反響「美しい瞬間」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、福岡・東平尾公園博多の森球技場で「死の組」C組では世界ランク7位・フランスと同13位・米国が激突し、5トライを奪ったフランスが33-9で2連勝を飾った。接戦の末に最後は“レ・ブルー”が貫録を見せた試合後には感動的なシーンが。大会公式がSNSで動画付きで公開し、海外ファンの反響を集めている。
赤子を抱いた米選手とフランス選手が試合後に交流するシーンが話題に
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、福岡・東平尾公園博多の森球技場で「死の組」C組では世界ランク7位・フランスと同13位・米国が激突し、5トライを奪ったフランスが33-9で2連勝を飾った。接戦の末に最後は“レ・ブルー”が貫録を見せた試合後には感動的なシーンが。大会公式がSNSで動画付きで公開し、海外ファンの反響を集めている。
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試合が終われば敵味方は関係ない。これぞノーサイド、これぞラグビーともいうべき瞬間だった。試合終了後、健闘を称えあう両チーム。続々とロッカールームに引き上げていく中で、2人の選手がピッチに残った。
米国のピーターソンと、フランスのセランだった。203センチの長身ピーターソンの両手には小さな赤ちゃんが。自らのジュニアだ。そして向かい合って、満面の笑みを浮かべながら赤子をあやすセラン。すっかり心奪われている様子で、2人は何事か言葉を交わし合っている。
なんとも心温まるシーンを、大会公式ツイッターは「素晴らしい瞬間。ラグビーワールドカップのフランス―米国後、グレッグ・ピーターソンが赤ちゃんを連れてピッチに」と題して動画つきで公開。ピッチ上にはたった2人だけとなっていたが、和やかな一部始終の会場のファンも、そしてSNS上のファンも胸を打たれている様子だ。