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NZ代表サベア、史上初の“ゴーグル着用姿”に反響「バットマン」「でもなんで?」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、世界ランク1位のニュージーランドが同22位のカナダを63-0で圧勝。バレット3兄弟が史上初の「3兄弟先発&トライ」を達成したが、もう一つ、大会において史上初の出来事があった。FLアーディー・サベアがラグビーゴーグルを着用し、途中出場。実際のシーンを大会が動画付きで公開し、ファンも「ゾロみたい」「バットマンリターンズ!」「ダービッツみたい」と目を奪われている。

大会史上初のゴーグル着用で出場したアーディー・サベア(中央)【写真:Getty Images】
大会史上初のゴーグル着用で出場したアーディー・サベア(中央)【写真:Getty Images】

視力低下の左目保護のため着用、ファン熱視線「スーパーヒーローのようだ」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、世界ランク1位のニュージーランドが同22位のカナダを63-0で圧勝。バレット3兄弟が史上初の「3兄弟先発&トライ」を達成したが、もう一つ、大会において史上初の出来事があった。FLアーディー・サベアがラグビーゴーグルを着用し、途中出場。実際のシーンを大会が動画付きで公開し、ファンも「ゾロみたい」「バットマンリターンズ!」「ダービッツみたい」と目を奪われている。

 大分のピッチに大会史上初の場面が訪れた。後半30分、サベアは勢い良くピッチに飛び出していった。しかし、オールブラックスの黒のジャージはいつも通りだったが、目元に違和感が。黒のバンドに透明のレンズが付いたゴーグルを着用。ラグビー選手にとっては珍しいいで立ちだった。

 大会公式ツイッターは「アーディー・サベアはラグビーW杯でラグビーゴーグルを着用した初の選手となった」と登場シーンを動画付きで公開。海外ファンも「彼はスーパーヒーローのようだ」「ゾロみたい」「バットマンリターンズ!」「でもなんで?」などと反響が集まり、日本語版でも「ダービッツみたい」とサッカー界で着用していた元オランダ代表になぞらえる声もあった。

 試合前に伝えていたオールブラックス公式サイトによると、理由は視力が悪化している左目の保護のため。今年5月にワールドラグビーがラグビー用のゴーグルの着用をすべてのカテゴリーで認めていた。サベアは2、3年前から視界がぼやけることに気づき、代表ドクターからゴーグルを紹介されたという。

 記事では「視界に関しては、本当に素晴らしい。あとは慣れるだけだ」と語っていたサベアは「小さな女の子(娘)がいる。将来の子供や、もっと大きな家族を持てればいいと思う。だから、視力を失いたくないんだ」とも話していた。この試合ではバレット3兄弟が、史上初の「3兄弟先発&トライ」を達成したが、もう一つ、印象的なシーンが生まれた。

(THE ANSWER編集部)

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