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台風で中止懸念も無事開催 初戦から12人替えたフランス、米国に2トライで前半12-6

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、福岡・東平尾公園博多の森球技場で「死の組」と言われるC組の世界ランク7位・フランスと同13位・米国が激突し、フランスが12-6とリードして前半を折り返した。台風18号の影響で試合中止の可能性があった一戦。30日時点で大会組織委員会から予定通りに実施すると発表され、熱戦が繰り広げられている。

先制トライを決めるフランスのヨアン・ユジェ【写真:荒川祐史】
先制トライを決めるフランスのヨアン・ユジェ【写真:荒川祐史】

C組フランス-米国

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、福岡・東平尾公園博多の森球技場で「死の組」と言われるC組の世界ランク7位・フランスと同13位・米国が激突し、フランスが12-6とリードして前半を折り返した。台風18号の影響で試合中止の可能性があった一戦。30日時点で大会組織委員会から予定通りに実施すると発表され、熱戦が繰り広げられている。

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 開始直前は急激な雨に見舞われたが、問題なくホイッスルが鳴る。前半6分。前方へのキックパスを送ると、抜け出したWTBヨアン・ユジェがインゴールに飛び込んだ。先制トライとコンバージョンで7-0。23分にも右のタッチライン際へ絶妙なキックパスを通し、受けたWTBアリベレティ・ラカがトライを決めて12-3と差を広げた。

 米国は30分に2本目のペナルティゴールと奪うが、トライには届かない。フランスの防御を切り崩せず、今大会初勝利に向けて苦戦が続いている。

 9大会連続9度目の出場で過去3度の準優勝を誇るフランスは、ライバルのアルゼンチンに23-21で白星発進。次戦6日のトンガ戦をにらみ、初戦から12人メンバーを入れ替えて臨んだ。9月26日には、親日家として知られたシラク元大統領が死去。選手は喪章を巻いてこの日の試合に臨んだ。

 6大会連続8度目の出場となった米国は、初戦でイングランドに7-45と完敗。かつて神戸製鋼を率い、南アフリカ出身のギャリー・ゴールドヘッドコーチ(HC)の下、今大会に臨んでいる。C組の勝ち点は、2試合を終えたイングランドが10、アルゼンチンが6、トンガが0。1試合だけのフランスが4、米国が0となっている。

(THE ANSWER編集部)


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