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「本当に衝撃的だった」 日本大金星をオールブラックス伝説的英雄が歓迎した理由

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は日本がアイルランドを破る歴史的金星で大いに盛り上げた。世界を驚かせた番狂わせを受け、ニュージーランドの伝説的英雄は「2~3か国が支配するべきではない。ティア2の国々も信じる心を持ってほしい」と歓迎している。オールブラックス公式サイトが伝えている。

元ニュージーランド代表のジンザン・ブルック氏【写真:Getty Images】
元ニュージーランド代表のジンザン・ブルック氏【写真:Getty Images】

87年大会Vメンバーのブルック氏が言及「このようなことが起き、嬉しく思う」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は日本がアイルランドを破る歴史的金星で大いに盛り上げた。世界を驚かせた番狂わせを受け、ニュージーランドの伝説的英雄は「2~3か国が支配するべきではない。ティア2の国々も信じる心を持ってほしい」と歓迎している。オールブラックス公式サイトが伝えている。

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 日本にクローズアップしたのは、1987年大会優勝メンバーのジンザン・ブルック氏だ。歴代最高のNO8と評されるオールブラックスの伝説的プレーヤーは今週、大会で起きた番狂わせについて言及。その中で「日本―アイルランド戦は本当にセンセーショナルだった。全力でプレーし、フィールド上で為すべきことを理解していたホスト国に敬意を示さなければいけない」と語っている。

 ブルック氏は日本が前回大会で南アフリカを倒したことについても触れながら「大会前、アイルランドの世界ランクは1位だった。これは新たな大勝利である。ラグビーでこのようなことが起き、嬉しく思う」と語ったという。その理由には、日本がラグビー界における新風を吹かせる期待感があるようだ。

「95年に彼らと対戦した時、我々は140得点を記録した」と回顧したブルック氏。「2~3か国が支配するべきではない。ティア2の国々も信じる心を持ってほしい」と力説したという。かつて世界に歯が立たなかった日本が台頭し、アイルランドのような世界的強国を倒すことはラグビー界を活性化させることに意義を感じているのだろう。

 ブルック氏は「ここまでの結果、ティア2の国々は多くの試合で高ランク相手に奮闘している」と他のティア2の戦いぶりを評価。「イングランドは45-7で米国を下した。しかし、私は米国に感銘を受けた。彼らは2027年のW杯で名乗りを上げるだろう。彼らはさらなる進歩を遂げる可能性を秘めている」と日本に続く存在として期待を込めていた。

(THE ANSWER編集部)


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