連日掲載「世界のスゴ技」 日本も警戒せよ、スコットランドFBの50m超ドロップゴール
連日に渡って盛り上がりを見せているラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。各国のトップ選手が世界一を目指し、熱戦を繰り広げているが、「これぞW杯」という魅惑のテクニックも飛び出している。「世界のスゴ技」と題し、W杯で生まれたスーパープレーを動画付きで紹介する。今回はスコットランド代表FBスチュアート・ホッグが決めた50メートル超ドロップゴールだ。
ホッグが超美技で神戸のファンを沸かせる
連日に渡って盛り上がりを見せているラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。各国のトップ選手が世界一を目指し、熱戦を繰り広げているが、「これぞW杯」という魅惑のテクニックも飛び出している。「世界のスゴ技」と題し、W杯で生まれたスーパープレーを動画付きで紹介する。今回はスコットランド代表FBスチュアート・ホッグが決めた50メートル超ドロップゴールだ。
神戸のファンが度肝を抜かれた。30日のサモア戦、17-0とリードして迎えた前半37分だ。相手のロングキックで左サイドのラインを出たボールをクイックスローで再開。ボールを受け取ったホッグの眼光が鋭くなった。狙ったのはドロップゴールだ。50メートル以上はあろうかという距離だが、お構いなし。ボールを落として右足を振り抜いた。
大きな弧を描いたボールは失速することなく、ゴールぎりぎりを綺麗に通過。沸き上がった歓声は一層、大きくなった。殊勲の背番号15も右手でガッツポーズを繰り出し、感情を爆発。貴重な追加点をもぎ取り、前半を20-0で折り返した。チームは後半も2トライを挙げ、ボーナスポイントを含め勝ち点5を獲得。チームを勢いづかせるプレーとなった。
スコットランドといえば、日本が1次リーグ最終戦の13日に激突する相手。世界トップクラスはドロップゴールやキックパスで巧みに足技も繰り出してくる。決勝トーナメント進出への大一番でジョセフジャパンにとっても警戒が必要だ。
(THE ANSWER編集部)