ウルグアイ2戦連続金星ならず ジョージアが33-7で初勝利 5トライで勝ち点5獲得
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は29日、埼玉・熊谷ラグビー場でプールDのジョージア対ウルグアイが行われ、世界ランク11位のジョージアが同17位のウルグアイを33-7で破り、今大会初白星を飾った。5トライでボーナスポイントも獲得し、勝ち点5を手にした。熊谷に詰めかけた2万4895人を盛り上げた。
ジョージアは采配的中、初戦から先発メンバー12人を大幅入れ替え
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は29日、埼玉・熊谷ラグビー場でプールDのジョージア対ウルグアイが行われ、世界ランク11位のジョージアが同17位のウルグアイを33-7で破り、今大会初白星を飾った。5トライでボーナスポイントも獲得し、勝ち点5を手にした。熊谷に詰めかけた2万4895人を盛り上げた。
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23日に行われた初戦ウェールズ戦に完敗したジョージアは先発メンバーを12人入れ替え、対するウルグアイは25日にフィジーから番狂わせ勝利を飾ったメンバーから2人を入れ替えただけ。対照的な状況でキックオフを迎えた両軍だったが、最初にトライを奪ったのはジョージアだった。前半8分に敵陣ゴール前5メートルでのラインアウトから左に展開。飛ばしパスで余ったWTBトドゥアがゴール左隅に飛び込み、5点を先制した。
その後は両軍ともディフェンスのプレッシャーからかハンドリングミスを繰り返すなど決め手に欠き、スコアは膠着。だが、29分にジョージアが敵陣ゴールライン手前でペナルティーを得ると、スクラムから飛び出したギオルガゼがゴールポスト右にトライ。コンバージョンも決まり、12点差にリードを広げた。
このままジョージアが主導権を握るかと思われたが、その3分後、敵陣に攻め込んだウルグアイは、22メートルライン付近でのラインアウトを獲得すると、SHアラタからのWTBシルバへの内パス。敵ディフェンスに生まれたスペースにCTBビラセカが走り込んでトライを決めた。
前半を12-7と5点リードで折り返したジョージアは、後半開始2分にゴールライン手前のスクラムからラックを作ると、最後はPRチラチャワがボールを拾ってそのまま突進。ウルグアイの壁を破ってトライした。ジョージアはその後、51分、57分にもトライを決め、ウルグアイを突き放した。
初戦ではフィジーに感動の勝利を収めたウルグアイだったが、中3日という厳しい日程も影響してか、後半は動きが鈍く無得点。試合終了間際には途中出場のガタスが危険なタックルでレッドカードを受け、退場となった。2戦連続の番狂わせとはならなかった。
ともに1勝1敗だが、ジョージアは勝ち点5、ウルグアイは勝ち点4。次戦、ジョージアは10月3日にフィジーと戦い、ウルグアイは同5日にオーストラリアと対戦する。
(THE ANSWER編集部)