これぞノーサイド 南ア―ナミビアの“混合お辞儀”に称賛「ラグビーを愛する理由だ」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、愛知・豊田スタジアムで世界ランク5位の南アフリカが同23位のナミビアを57-3で下し、今大会初勝利を飾った。今大会最大の点差がついたワンサイドゲームだったが、試合後に両チームがピッチに整列し、客席に深々とお辞儀。スタンドの観衆に感謝の気持ちを表現すると、大きな拍手が巻き起こった。感動のシーンを大会公式ツイッターも紹介。「これぞ我々がラグビーを愛する理由」とスポーツマンシップを称賛している。
南アが大勝後にナミビア選手と並んでスタンドにお辞儀
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、愛知・豊田スタジアムで世界ランク5位の南アフリカが同23位のナミビアを57-3で下し、今大会初勝利を飾った。今大会最大の点差がついたワンサイドゲームだったが、試合後に両チームがピッチに整列し、客席に深々とお辞儀。スタンドの観衆に感謝の気持ちを表現すると、大きな拍手が巻き起こった。感動のシーンを大会公式ツイッターも紹介。「これぞ我々がラグビーを愛する理由」とスポーツマンシップを称賛している。
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9トライの猛攻で今大会初勝利を獲得した南アフリカ。54点差の大敗となったナミビアだが、試合後はノーサイドの精神を貫き通した。
豊田スタジアムのピッチ上で両軍選手がスタンドに拍手しながら、一列に並ぶ。両軍代表が前に出て、深々と一礼すると、両チームフィフティーンが互い違いになって観衆にお辞儀で続いた。ファンからは大きな喝采が巻き起こった。
今大会ではすっかりお馴染みになった試合後のお辞儀。スポーツマンシップ溢れる場面を大会公式ツイッターも動画とともに、「これぞ我々がこのスポーツを愛する理由だ。ナミビアと南アフリカがトヨタスタジアムの観衆に一緒にお辞儀をする」と紹介した。
ニュージーランド代表が21日の南アフリカ戦の後にスタンドの観衆に深々と一礼。3連覇を目指す強豪が、日本の観衆への感謝を伝えるために“日本の美徳”を体現すると、参加チームにもお辞儀の輪が広がり、イタリア、ナミビア、ウェールズ、アイルランドなども続いていた。
海外実況も「両軍が手を取り合いながらお辞儀をします。素敵な触れ合いですね!」と絶賛。お互いを敬うお辞儀という日本の美徳が海外にも広がる大会となっている。
(THE ANSWER編集部)