日本に“完敗”アイルランド選手も続々称賛「油断はなかった」「日本が強かった」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、世界ランク9位日本が同2位アイルランドと静岡・エコパスタジアムで対戦し、19-12で撃破。大番狂わせを演じて開幕2連勝で勝ち点9に伸ばし、初の決勝トーナメント進出に前進した。よもやの大金星を献上したアイルランド選手は日本を称えるしかなかった。
SHマレー「日本の強さに勝つことができなかった」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、世界ランク9位日本が同2位アイルランドと静岡・エコパスタジアムで対戦し、19-12で撃破。大番狂わせを演じて開幕2連勝で勝ち点9に伸ばし、初の決勝トーナメント進出に前進した。よもやの大金星を献上したアイルランド選手は日本を称えるしかなかった。
ミックスゾーンに現れたアイルランド選手は悔しさを押し殺し、日本の勝利を受け入れた。スタメン出場したのSHマレーは「特に日本のディフェンスのラインスピードが素晴らしかった。後半、ぶつかった時に日本に押されてしまい、そこからメートルも失ってしまった。彼らのスピードによって、私たちもミスをしてしまった」と日本の戦いぶりを称えた。
「油断はなかったのか」との問いには「それはなかった」と首を横に振った上で「彼らとは最近も試合をしている。非常にタフな相手。今回の勝利は日本が強かった。(強化試合の)南アフリカ戦でも強さを見せていたので危険な相手とわかっていた。しっかりと準備していたけど、日本の強さに勝つことができなかった」と油断なく戦ってなお、日本が上回ったと認めた。
途中出場したカーベリーは「日本によって、多くのプレッシャーに晒された。日本はフィールドを広く使っていた。(途中出場で)よりスピードアップしてテンポアップしたいと思ったけど、選手が広がっていて、オプションがなかった」と回顧。その要因に日本のプレッシャーを挙げ、「ラインも強く、我々にスペースが残されておらず、プレーするのが難しかった」と語った。
(THE ANSWER編集部)