南アフリカ、今大会最大得点差の57-3で今大会初勝利 9トライでナミビア寄せつけず
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、愛知・豊田スタジアムで世界ランク5位の南アフリカが同23位のナミビアを57-3で下し、今大会初勝利を飾った。B組でともに初戦を落とした国同士の対決で、4トライ以上のボーナスポイントを含め勝ち点5を獲得。ナミビアは2連敗で決勝トーナメント進出が厳しくなった。
B組南アフリカ-ナミビア
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、愛知・豊田スタジアムで世界ランク5位の南アフリカが同23位のナミビアを57-3で下し、今大会初勝利を飾った。B組でともに初戦を落とした国同士の対決で、4トライ以上のボーナスポイントを含め勝ち点5を獲得。ナミビアは2連敗で決勝トーナメント進出が厳しくなった。
南アフリカは前半9分にHOムボンゲニ・ムボナンビが先制トライを挙げると、17分にも同選手がトライ。前半だけで5トライを奪って主導権を握ると、後半も攻撃の手を止めることなく4トライを加えた。54点差での勝利は、イングランドが米国を45-7で下した38点差を上回る今大会最大得点差。力の差を見せつけて完勝した。
2007年以来3度目の優勝を狙う南アフリカは、21日のニュージーランド戦を13-23で落とした。1次リーグ突破には負けられない一戦だった。W杯初勝利を目指したナミビアは、初戦でイタリアに先制トライを含む3トライを決めるなど健闘したものの、22-47で敗北。人口約253万人のアフリカの小国が、成人男子の競技人口約800人から選ばれた代表戦士が大国・南アフリカの前に2連敗となった。
B組は2試合を終えたイタリアが勝ち点10、南アフリカが5、ナミビアが0。1試合しか消化していないニュージーランドが4、カナダが0となっている。10月2日にニュージーランドとカナダが大分スポーツ公園総合競技場で対戦する。
(THE ANSWER編集部)