”信念”が生んだ日本大金星 ジョセフHC「3年間かけてこの試合に焦点当てていた」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、A組では世界ランク9位日本が同2位アイルランドと静岡・エコパスタジアムで対戦し、19-12で撃破。歴史的金星を挙げ、開幕2連勝で勝ち点を9に伸ばし、初の決勝トーナメント進出に前進した。
試合後の記者会見で胸を張るジョセフHC「自分たちの信念をもって貫いた」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、A組では世界ランク9位日本が同2位アイルランドと静岡・エコパスタジアムで対戦し、19-12で撃破。歴史的金星を挙げ、開幕2連勝で勝ち点を9に伸ばし、初の決勝トーナメント進出に前進した。
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4年前の興奮が蘇った。大会前まで世界1位だったアイルランドを撃破。世界に衝撃を走らせたが、決してジェイミー・ジョセフHCにとっては驚きではなかった。
「まずテストマッチに勝った。我々は自分たちの信念をもって貫いた。自分たちがやりたいことに向かってやれた。これが勝因です」と胸を張った。
そのうえで「アイルランドは明らかにクオリティの高いチーム。ですが、我々はこの日のためにかなり長く、アイルランドより長く時間を使った。いや、3年間をかけてこの試合に焦点を当てていた。その点でアドバンテージがあった。選手がよくやってくれた」と準備が実ったことを強調し、選手には拍手を送った。
過去最強と呼ばれたジェイミージャパン。それでもアイルランドの壁は高いと、誰もが思っていた。しかし選手たちは与えたミッションを確かにこなし、ジャイアントキリングを引き起こして見せた。
途中出場で確かなインパクトを残したリーチ・マイケルも「まずは勝つというメンタリティー、勝ちたいと思うメンタリティーが一番重要だったと思う。あとは意思統一できたことはかなりの勝因だと思います」と強調した。
番狂わせじゃない。チームも、選手も、確固たる勝利のマインドを持って臨んだ試合で、描いた通りの結果を出して見せた。
(THE ANSWER編集部)