福岡堅樹、大金星直後に舞台裏ショット投稿 SNSに“超速投稿”「奇跡じゃない!」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、世界ランク9位日本が同2位アイルランドと静岡・エコパスタジアムで対戦し、19-12で撃破。歴史的金星を挙げ、開幕2連勝で勝ち点9に伸ばし、初の決勝トーナメント進出に前進した。
奇跡と呼べるほどの大番狂わせに「奇跡なんかじゃない!」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は28日、世界ランク9位日本が同2位アイルランドと静岡・エコパスタジアムで対戦し、19-12で撃破。歴史的金星を挙げ、開幕2連勝で勝ち点9に伸ばし、初の決勝トーナメント進出に前進した。
運命を切り開いた瞬間は9-12の後半18分だ。敵陣深くに攻め込んだ日本は田中からラファエレ、最後は後半10分から途中出場の福岡堅樹が左隅に飛び込み、逆転トライ。田村のゴールも決まり、16-12とこの日初めてリードを奪った。そのままアイルランドの猛攻を振り切り、歴史的金星を挙げた。
午後6時10分頃にノーサイドとなった。ヒーローとなった福岡は、試合直後にテレビインタビューに応じた後、同7時9分に自身のツイッターで喜びを爆発。ロッカー内で満面の笑みを浮かべ、メンバーとサムアップポーズを取る。フィールド上での輝かしい画像もアップした。文面にはこうつづっている。
「奇跡なんかじゃない! W杯第2戦アイルランドに勝利!! 急遽変更での出場だったけど、チームのみんなが最高のパフォーマンスをしてくれたおかげで、良いトライを取ることができました! 日本の皆の声援が本当に力になりました! ベスト8に向けてこれからも沢山の応援よろしくお願いします!!」
試合後のテレビインタビューでは、殊勲のトライを決め「本当に、これまで本当にきつい思いをしてしっかり準備をしてきて、今、この瞬間のために本当にたくさんの犠牲の上にこういうゲームができたと思う」と大興奮。自身は開幕前に右ふくらはぎを痛め、離脱していた。今大会初出場となった大一番で、全員でつないだボールを抱いてゴールに飛び込んだ。
「この応援が力が自分たちに後押しになった。本当にありがとうございましたと感謝の気持ちを述べたいと思います。ありがとうございます」。どんなに強い相手でも勝利を信じて疑わなかった快足が武器のスピード自慢。戦う選手たちには奇跡ではなかったのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)