世界のラグビーファンが“奥渋”に集結 渋谷で話題の「DAZN CIRCLE」に行ってみた
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が20日に開幕。日本は開幕戦でロシアに30-10と快勝し、好調な出だしとなった。今大会を含め、スポーツ観戦の方法は「スタジアムで盛り上がる」「家のテレビでゆっくりと」「スポーツバーでお酒を入れながら」など様々だ。
6月にオープンした「DAZN CIRCLE」がラグビーW杯で大盛り上がり
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が20日に開幕。日本は開幕戦でロシアに30-10と快勝し、好調な出だしとなった。今大会を含め、スポーツ観戦の方法は「スタジアムで盛り上がる」「家のテレビでゆっくりと」「スポーツバーでお酒を入れながら」など様々だ。そんな中、スポーツ・チャンネル「DAZN」が6月15日に新たなスポーツ観戦の場としてオープンした「DAZN CIRCLE(ダゾーン・サークル)」が盛り上がりを見せており、実際に足を運んでみた。
渋谷駅から歩いて10分ほど、騒々しいセンター街から少し離れ、落ち着いた“奥渋”に「DAZN CIRCLE」はある。昼間はカフェ、夜はバーとして営業し、スクリーンやテレビモニターで様々なスポーツを観戦しながら、軽食やお酒を楽しめる。店内にはテーブル席のほかに、ソファやカウンターがあり、ゆっくり落ち着いて見たい人はソファへ、大勢で盛り上がりたい人はカウンターへと、好みの観戦の仕方で席を選ぶことができる。
20日の日本―ロシア戦も大いに盛り上がった。DJを招いたオープニングパーティーが開かれた。日本人のみならず、南アフリカ出身のラグビーファンなど約200人の客が集まり、この日だけでビールが計163リットル消費されたという。サッカーJ1サガン鳥栖のフェルナンド・トーレスの引退試合の時も同じ程度の人数が集まったが、今回のビールの売れ行きは当時の3倍だった。観戦中にビールをよく飲むラグビーファンなだけある。
そもそも、スポーツ中継の映像を配信するDAZNがどのような意図で「DAZN CIRCLE」を作ったのか。立ち上げから企画・運営を統括するDAZNのPR部長・松岡けいさんに話を聞くと、こう話してくれた。
「日本でも欧米同様、スポーツを日常に根付く文化にするために『スポーツを日常に~EVERY DAY LIFE WITH SPORTS』というコンセプトのもと、スポーツファンはもちろん、これまでスポーツに触れる機会がなかった方々にも、自然にスポーツに触れられる場となることを目指してDAZN CIRCLEをスタートさせました。
渋谷という多種多様の文化の発信地に拠点を置き、渋谷区や他パートナーも巻きこみながら、ファッションや音楽・アートといった様々な角度のカルチャーを取り入れることにより、誰もが気軽に訪れることができるコミュニティスペースの創造、そして新しいスポーツ視聴の文化醸成にチャレンジしています。デジタル社会の中、あえてオフラインのタッチポイントを作ることで新しい次世代のファンコミュニティを創造していくこと、DAZN、そして日本におけるスポーツ界全体の発展に繋がると信じています」