ライバルと一線を画す松山、年間王者へ静かなる手応え「自信がないとは言わない」
PGAも松山の姿勢を評価「バーディーを生み出すことにより集中している」
「PGAツアーを支配している若い選手たちはソーシャルメディアの採用者だ。ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、リッキー・ファウラーの人気の理由でもある。彼らはいまだに“SB2K16”の質問を集めているのだから」
「SB2K16」とは「2016年の春休み」の意。スピース、ファウラー(米国)、トーマス、そしてスマイリー・カウフマン(米国)の4人は、昨年4月にバハマで休暇を過ごした様子をツイッターで公開。若きスーパースターたちがオフ風景を紹介した際のハッシュタグは、トレンドワードになった。
だが、その一方で松山はストイックな姿勢を貫く。
「マツヤマはヘッドラインを提供するよりも、バーディーを生み出すことにより集中している。彼はプライベートを守り、国から注がれている視線に気を配る思慮深さがある。日本はゴルフに熱心な国だ。彼は、日本(の男子)で初めてメジャー制覇を成し遂げる多大な期待を背負っている」
記事では、松山がゴルフに真摯に向き合う姿勢が高く評価されている。
ゴルフ界を席巻するニューウェーブの中でも、一線を画す松山は年間王者に輝くのか。世界も注目している。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer