「永遠のNO1」 3年ぶり世界1位のナダル、感謝の言葉にファン感激「誇りに思う」
28日開幕の全米オープンで優勝し、1位返り咲きを祝えるか
ナダルは世界ランク1位だった2014年、全仏オープンこそ優勝を果たしたが虫垂炎など健康面で苦しんだ。その後はグランドスラムのタイトルから遠ざかり、16年のリオデジャネイロ五輪でも3位決定戦で錦織圭(日清食品)に敗れ、銅メダル獲得はならなかった。
それでも、今年の全仏オープンで史上最多10度目の優勝という偉業を達成。完全復活を果たすと、マレー、ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、マリン・チリッチ(クロアチア)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、スタン・ワウリンカ(スイス)、錦織とトップ10のうち7選手が欠場したウェスタン&サザン・オープンでベスト8に入り、世界ランク1位に返り咲いた。
これを受け、ATP中継サイト「テニスTV」も公式ツイッターを更新。「レベルアップ! ナダルが正式にNO1の座へと舞い戻った。そして世界ランキングは…」というメッセージが綴られた投稿では、ナダル、マレー、フェデラーの3人が陸上レースに挑み、見事にナダルが世界一に輝くゲーム風の動画が添えられている。
ナダルのツイッターには、ファンから「あなたのハードワークがNO1に導いた。その座にふさわしい!」「おめでとう」「誇りに思う!」「俺らの愛するキングだ」「永遠のNO1だ」と祝福のメッセージが続々と寄せられている。
28日に開幕する全米オープンで優勝を果たし、1位返り咲きを祝えるか。さらなる進化を目指すナダルの挑戦から目が離せない。