日本のおもてなし効果? NZメディアがもう認定、日本開催は「見事な選択だった」
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は20日に開幕し、熱戦が繰り広げられている。史上初の3連覇を目指すニュージーランド代表「オールブラックス」は21日の初戦でV候補対決となった南アフリカを23-13で下し、白星発進を飾ったが、母国のNZメディアは「開幕1週間で学んだ5つのこと」と題して特集し、「日本がホスト国になったことは見事な選択だった」と記している。
オールブラックスの母国メディアが「開幕1週間で学んだ5つのこと」に選出
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は20日に開幕し、熱戦が繰り広げられている。史上初の3連覇を目指すニュージーランド代表「オールブラックス」は21日の初戦でV候補対決となった南アフリカを23-13で下し、白星発進を飾ったが、母国のNZメディアは「開幕1週間で学んだ5つのこと」と題して特集し、「日本がホスト国になったことは見事な選択だった」と記している。
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「ラグビーワールドカップ開幕1週間で我々が学んだ5つのこと」と見出しを打って特集したのは、NZ放送局のニュース番組「One News」電子版だ。
盛り上がりを見せる大会について、ここまでで印象的だった5つの話題をピックアップ。その一つに「日本がホスト国になったことは見事な選択だった」と項目を立てた。記事では「日本がW杯のホスト国の権利を得た時、いくつかの懸念があった。それは実績のあるラグビー国ではなく、スタジアムをファンで埋められるか、天気はどうなのか、などだ」と指摘した。
それでも、こう続ける。「チームが到着した時に受けた温かい歓迎が最初の7つの試合からの賑やかな雰囲気に匹敵するものであれば、今回のラウンドを楽しみにするだけの素晴らしい雰囲気がある」。大会前は各地の事前キャンプ地がそれぞれの“おもてなし”で歓待し、各国代表のムードを盛り上げたが、始まってみても期待感は変わらない様子だ。
記事では、各国のファンが作り出す雰囲気の良さに触れながら、日本のファンについても言及。「日本のファンは、イベントが本物の大会となるよう、スタジアムの外で他国の国歌を練習している」と記し、開幕戦のロシア戦などで見られた日本人のファンの姿勢に好感を持って伝えた。
「トーナメント全体の96%のチケットが開幕戦のキックオフ前に売れたという事実と合わせてワールドラグビーは宝の山で躓いたことを我々は知っている」と締めくくり、当初は不安視されていた日本開催が評価を一変させたとみているようだ。
(THE ANSWER編集部)