失意の離脱 スコットランド選手が日本に感謝「素晴らしい国での2週間が大好きだった」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本と同じA組のライバル、スコットランドは次戦の30日サモア戦を前に2選手が故障により、離脱が決まった。そのうちの1人、主戦FLのハミッシュ・ワトソンは25日にツイッターを更新。無念の胸中をつづっているが、その中で滞在した日本に対する感謝を「素晴らしい国での2週間が大好きだった」と記している。
負傷離脱のワトソンがSNSで胸中吐露「素晴らしいホスト国であることに感謝」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本と同じA組のライバル、スコットランドは次戦の30日サモア戦を前に2選手が故障により、離脱が決まった。そのうちの1人、主戦FLのハミッシュ・ワトソンは25日にツイッターを更新。無念の胸中をつづっているが、その中で滞在した日本に対する感謝を「素晴らしい国での2週間が大好きだった」と記している。
4年に一度の大舞台を志半ばで去ることになった。22日のアイルランド戦に37分出場したワトソンは故障により、大会途中で離脱が決定。自身のツイッターでは初戦の試合中に撮られた1枚の写真とともに「私のW杯がこんなに短くなるとは、酷く落ち込んでいる」と落胆した胸中を包み隠さずつづった。
それでも「私はチームメートを信じているし、彼らは立ち直るだろう」と仲間に対する信頼を明かした上で記したのは、2週間過ごした日本に対する思いだった。「日本が本当に素晴らしいホスト国であることに感謝します。私はあなた方の素晴らしい国での2週間が大好きでした」とつづった。
事前キャンプ地の長崎から2週間過ごした日本。失意で去ることになったが、充実したひと時となったのだろう。日本はスコットランドと決勝トーナメント進出を争うライバルとなるが、それでも感謝の気持ちを隠すことはなかった。
投稿には「早く回復することを祈っています」「あなたがまたスコットランドのジャージを着ることを楽しみにしています」「あなたは本当に偉大な選手、とても寂しい」とエールが相次いでいた。SHのアリ・プライスとともに大会期間中の2人の離脱は痛手に間違いないが、スコットランドは無念の盟友の思いも背負って戦い抜く。
(THE ANSWER編集部)