ウルグアイ国歌を全力熱唱 1人のマスコットキッズが感動呼ぶ「これだけで涙が」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は25日、大会6日目を迎え、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムではフィジー対ウルグアイが行われた。被災地の釜石でのW杯初戦で、話題を呼んでいるのはキックオフ前の国会斉唱での一幕だった。ウルグアイ側のマスコットキッズがウルグアイのアンセムを全力で熱唱。大会公式が動画付きで脚光を浴びせ、「アメージングな瞬間」と称えている。
フィジー―ウルグアイ戦の国歌斉唱で1人の少年が注目浴びる
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は25日、大会6日目を迎え、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムではフィジー対ウルグアイが行われた。被災地の釜石でのW杯初戦で、話題を呼んでいるのはキックオフ前の国会斉唱での一幕だった。ウルグアイ側のマスコットキッズがウルグアイのアンセムを全力で熱唱。大会公式が動画付きで脚光を浴びせ、「アメージングな瞬間」と称えている。
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復興の象徴、釜石のスタジアムに、野太い声に交じって元気な歌声が響いた。ウルグアイの国歌斉唱。キャプテンのフアンマヌエル・ガミナラの前に立ち、肩を抱かれながら、声を張り上げるのは一人のマスコットキッズだった。
ウルグアイの国歌をきちんとマスターしてきた様子で、アンセム「Himno Nacional de Uruguay」を力強く歌い切った。ガミナラも嬉しかったのだろう。「よくやった」と頭をポンポンと叩き、少年と笑顔を交わし合った。国籍も年代も乗り越えた、ラグビーがもたらした美しい瞬間だった。
大会公式インスタグラムでは国歌斉唱の瞬間を動画で公開し、「ウルグアイ代表のマスコットキッズがともに国歌斉唱、アメージングな瞬間」と題して脚光を浴びせている。またツイッター上でもこのシーンは感動を読んだ様子で、ファンからは「だめだ、もうこれだけで涙が出てくる」「国歌歌ってた少年は大したもんや」「マスコットキッズに選ばれてから覚えたのかな。凄いね!」などと驚きつつも、少年を称える声が上がっていた。
会場に駆け付けた日本のファンが、自国以外の国歌を歌うシーンが度々クローズアップされ、海外の賛辞を呼んでいるが、この少年ファンの熱唱もまたウルグアイの選手の心にも強く響いたことだろう。
(THE ANSWER編集部)