横浜が揺れた101秒 NZ代表の特別仕様ハカが世界で再生600万超「素晴らしい光景だ」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は21日、B組で3連覇を狙うニュージーランドが優勝2度を誇る南アフリカを23-13で下し、白星発進。V候補同士の一戦に6万6349人が酔いしれたが、試合前にインパクトを与えたのが、伝統の戦いの儀式「ハカ」だった。しかも、今回は限られた試合でしか行わない特別仕様。大会公式ツイッターがド迫力の101秒を動画付きで公開すると再生回数は世界で600万回を突破し、ラグビーファンが「素晴らしい光景だった」「感動した」「最高にかっこいい」と虜になった。
大会公式ツイッターが公開した映像が大反響「感動した」「最高にかっこいい」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は21日、B組で3連覇を狙うニュージーランドが優勝2度を誇る南アフリカを23-13で下し、白星発進。V候補同士の一戦に6万6349人が酔いしれたが、試合前にインパクトを与えたのが、伝統の戦いの儀式「ハカ」だった。しかも、今回は限られた試合でしか行わない特別仕様。大会公式ツイッターがド迫力の101秒を動画付きで公開すると再生回数は世界で600万回を突破し、ラグビーファンが「素晴らしい光景だった」「感動した」「最高にかっこいい」と虜になった。
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この瞬間、世界の視線が横浜のピッチに注がれた。通称「オールブラックス」の面々が隊列を組み、肩を組んで横一列になった南アフリカと対峙する。緊張感が覆ったスタジアム。リード主将が掛け声を上げると、声を上げ、腕を叩き、一気に心を掴んだ。もう一人のリード役ペレナラが続き、独特の地を踏むリズムを刻み、ド迫力の舞いを披露した。
演じたのは、通常の「カマテ」ではなく、特別な試合のみで舞う「カパオパンゴ」だった。W杯の初戦。それも南アフリカという強豪を前に闘志を表現した。演じ切ると、多くのスマホが掲げられていたスタジアムにはどよめきが沸き起こり、得も言われぬ雰囲気に包まれた。これが、世界最強軍団が演じる“本物のハカ”だった。
この瞬間を待ち望んでいた世界のファンに届けるように大会公式ツイッターは101秒の動画を速報。「オールブラックス、2019ラグビーW杯初のハカ。ニュージーランド、南アフリカとの一戦で迫力あるハカで威圧」とつづって紹介すると、瞬く間に反響が広がった。再生回数は半日あまりで驚異の600万回を突破。コメント欄に興奮の声が殺到している。