松島「有言実行できてよかった」 史上初のハット達成にも謙虚「みんなでとったもの」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が20日に東京スタジアムで開幕。開幕戦で日本はロシアに30-10で快勝した。前半に先制トライを奪われる苦しい展開となったが、WTB松島幸太朗が2トライで逆転。後半はリードを広げ、後半28分には松島がこの日、3つ目のトライを決め、日本代表史上初のハットトリックを達成した。
前半に2トライ、後半にダメ押しで計3トライ
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が20日に東京スタジアムで開幕。開幕戦で日本はロシアに30-10で快勝した。前半に先制トライを奪われる苦しい展開となったが、WTB松島幸太朗が2トライで逆転。後半はリードを広げ、後半28分には松島がこの日、3つ目のトライを決め、日本代表史上初のハットトリックを達成した。
やはり頼れる男だ。松島がグラウンドを持ち前のスピードで駆け回った。まずは前半11分だ。バックスで左から展開されたボールを受けると、ゴール右にトライを決めた。
松島は34分にもゴール右隅にトライを試みたが、TMO(ビデオ判定)でノックオンと見なされ、ノートライ。だが、前半終了間際の38分に、中央から右に展開する攻撃で田村、中村とつないで、松島が今度は正真正銘のトライ。逆転に成功した。
さらに日本がリズムをつかんだ後半、松島は右へ展開されたボールを受け、相手のタックルをかわしながら走り切って、この日3つ目のトライ。ハットトリックを達成した。
強烈なインパクトを残した松島は試合後、「個人的には有言実行できてよかった。トライはみんなでつないでとったもの、ワンチームでできたものだと思う」と自身の3トライを振り返りつつ、「チーム的には60分間くるしんだので、そこを修正してやっていきたい。このまま勢いをつけて勝ちに行きたい」と次戦の世界ランク1位アイルランド戦(28日)を見据えた。
(THE ANSWER編集部)