日本、前半終了で12-7 松島が初トライ含む2トライで逆転に成功
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が20日に東京スタジアムで開幕。開幕戦の日本対ロシアは前半を終えて12-7で日本がリード。先制トライを奪われる苦しい展開となったが、前半終了直前に松島が逆転トライを決めた。
ロシアのキック攻撃に手を焼き苦戦も、終了間際に逆転
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が20日に東京スタジアムで開幕。開幕戦の日本対ロシアは前半を終えて12-7で日本がリード。先制トライを奪われる苦しい展開となったが、前半終了直前に松島が逆転トライを決めた。
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ロシアのキックオフで始まった前半戦。日本は立ち上がりにミスが重なり、自陣ゴール前までの攻防が続く苦しい展開となる。日本は前半4分、ロシアのハイパントをFBトゥポウが捕球ミス。転がったボールをロシアのWTBゴロスニツキーに拾われ、そのまま先制トライを許した。ゴールキックも決まり、0-7とされた。
ここからエンジンが掛かった日本は、敵陣での攻撃を展開。11分にゴール手前のラインアウトから始まる連続攻撃を展開。CTBラファエレの華麗なノールックパスから、最後は松島がゴール右にトライ。SO田村のコンバージョンは外れ、5-7とした。
日本はロシアのキック攻撃にやや苦戦しながらも、敵陣での攻撃を続けるが攻めきれず。27分にはロシアのラインアウトからパスで繋がれ、攻め込まれる場面もあった。互いにキックでゲインし合うが、日本は要所でのノックオンなどでチャンスを潰してしまう。
前半34分に敵陣でのスクラムから連続攻撃で繋いだ日本は、WTB松島がゴール右にトライを決めたかに見えたが、ビデオ判定(TMO)の結果、ノックオンと判定され、トライは認められなかった。
それでもその4分後に田村、中村とつないで松島が正真正銘のトライ。コンバージョンも決まって12-7と逆転に成功した。
第9回を迎える日本大会には、世界から20チームが参加。5チームずつ4つのプールに分かれて総当たり戦を行い、各プール上位2チームが決勝トーナメントにコマを進める。開催国の日本はプールAに属し、この日のロシア戦を皮切りに、28日アイルランド戦、10月5日サモア戦、同13日スコットランド戦に臨み、史上初のベスト8進出を狙う。
(THE ANSWER編集部)