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ウィンブルドン準決勝敗退のフェデラー、現役引退の可能性否定

男子シングルスの世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)は8日、ウィンブルドン準決勝で世界7位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦。フルセットの死闘の末に競り負けた。

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「最後のウィンブルドンになるとは考えていない」

 男子シングルスの世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)は8日、ウィンブルドン準決勝で世界7位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦。フルセットの死闘の末に競り負けた。来月35歳の誕生日を迎えるレジェンドは傷心の敗北にも現役引退の可能性を否定している。英公共放送BBC電子版が報じている。

「皆さんに明確にしておきたいが、私はまたセンターコートに戻ってきたい。これは観客への感謝の気持ちです。そして、自分が立ち向かっていることでもあります。私にとって最後のウィンブルドンになるとは考えていない」

 グランドスラム17度優勝のフェデラーはラオニッチに敗れた後、現役続行を明言したという。

 今シーズンはフェデラーにとって苦しみのシーズンだった。今年2月に左膝の半月板再建の手術に踏み切った。全仏オープンは故障で欠場。1999年から続いていた65大会連続となるグランドスラム出場は果たせなかった。

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