“4年前を知る男”松島幸太朗が意地のトライも…「勝利を届けられなかったのは残念」
ラグビー日本代表は6日、「リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ代表戦」(熊谷ラグビー場)を行い、7-41で敗れた。20日に開幕するワールドカップ2019日本大会前の最後のテストマッチで、日本は世界ランク5位のスプリングボクスの前に完敗を喫した。
完敗の中で2015年大会を知る松島が唯一のトライ奪う
ラグビー日本代表は6日、「リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ代表戦」(熊谷ラグビー場)を行い、7-41で敗れた。20日に開幕するワールドカップ2019日本大会前の最後のテストマッチで、日本は世界ランク5位のスプリングボクスの前に完敗を喫した。
4年前、試合終了直前に逆転トライを奪い、日本中を熱狂させた南アフリカ戦。しかし奇跡の再現どころか、力の差を感じる完敗だった。
唯一のトライを奪ったのは前回大会も知るWTB松島幸太朗だった。後半20分に南アフリカのパスが乱れたところで、CTBラファエレがタップパスでインターセプト。WTBアタアタからWTB松島に繋いで独走トライ。意地を見せた。
松島は試合後、「切り替えてうまくつなげたので良かったと思います」とトライシーンを振り返ったが、敗戦には「自分たちのミスから修正できず、W杯前の試合で良かったが、ファンの皆様に勝利を届けられなかったのが残念です」と悔しそうな表情ものぞかせた。
エースの期待がかかるWTB福岡堅樹が前半4分で負傷交代。開幕まで残り2週間で、もし福岡の状態が万全ではないとなれば、松島にかかる期待はより大きくなる。
ワールドカップは20日に開幕し、1次リーグA組の日本は開幕戦でロシアと対戦する。
(THE ANSWER編集部)